今回の知恵袋は『アルバイトの辞め方 』 で悩む高校生の質問に答えていきます。
結構この手の相談ってよくネットで見るのですが、すんなり辞めれなくて悩んでいる人は多いですね。
嫁に飲み会に行ってくる報告をするほうがもっと疲れるというのに….!!
みなさんは『バイトを辞める理由 』 にどんなものを使いましたか?
法律的な観点から、バイトを辞めるタイミングの制約はあるんでしょうか
みんなが使っているバイトを辞める理由をまとめました
今日の知恵袋はこれらについて書いていきます。
オススメの読者様

・バイトを辞めたいと思っている方
・辞める理由に困っている方
・すぐに辞めたらダメなどの法律的な制約は存在するのか気になる方
今日の知恵袋テーマ
【バイトの辞め方】伝えるタイミングとよく使われる理由
目次
①質問主の状況

高校1年生で勉強とバイトの両立に悩み
まずは高校生の質問内容をまとめてみます
- アルバイトを始めたばかりの高校1年生
- 勉強との両立に悩んでいる
- 高校2年生の夏休み前までは続けようと思っている
辞める予定は半年以上先
現在高校1年生で、辞める予定は高校2年生の夏休み前とのことです。
そんな前から悩むの、偉すぎませんか。。
半年先くらいに辞めるつもりなのに、もう伝えようとしているようです。
なんて感心な子なんでしょうか!!おじさん泣いちゃいます。
辞める理由は【勉強との両立】
これも未来の我が子に教えてあげたいですね。
悩む理由がスタンダードではありますが、受験が近いケースにはよくあるパターンだと思います。
質問者の状況を踏まえて、まずはアルバイトを辞めるタイミングの法律的な制約について調査してみます。
②辞めると伝えなければならないのはいつから?
法律上の決まり

そもそも、法律では何かしら辞めるタイミングを既定するものはあるんでしょうか?
調べてみると民法で定められているんです。
そちらは民法の627条のなかに記載を見つけられます。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
wikibooks 民法第627条 より引用
期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三カ月前にしなければならない。
アルバイトは基本的に雇用期間は定められていないケースが大半です。
その場合だといつでも解約の申し入れができるんです。
そして、申し入れから2週間が経てば雇用は正式に終了します
雇用期間が定められていないケースにはなりますが、
契約解除の申し入れはいつでも可能
雇用の終了は申し入れから2週間
法律上は厳しい制約は存在しないことになります。
とはいえ、いきなり『店長、バイト辞めます。ありがとうございました!!』
このように伝えられる日本人は多くはないでしょう。。
偉大なる先輩方が使っていたアルバイトを辞める理由を次でまとめていきます。
③【厳選】バイトを辞める理由として有効なもの

どうせなら人間関係等を含めて、円満に気持ちよく辞めたいところです。
しかしながら、辞める時の理由は『建前』と『本音』があると思います。
まずは、データを使ってアルバイトを辞めた「建前」をいくつか確認してみます。
バイトをやめる時に使った建前の理由
タウンワーク様で、アルバイト辞めた際の統計がありました。
みんなが実際に使った理由を見てみましょう。

タウンワーク様より引用
【学業との両立】が表向き上の辞める理由として最も使われている
学業は、学生自身の将来に関連することになるので、お店側からするとなかなか引き止めずらい理由になりますね。
少数ではありますが、【時給が低い】、【仕事内容がつまらない】などを実際に使っている猛者もいるようです。
バイトをやめる時の本当の理由
では建前無しの理由はなんだったんでしょうか。

【学業との両立】が本当の辞める理由として最も多い
こちらも【学業との両立】が1番票を集めています。
ですが、59% → 39%と大幅に数値はダウンしていますね。
代わりに上昇してきているのは”どの理由”でしょうか?
- 仕事内容がきつい 8% → 23%
- 人間関係 2% → 11%
- 時給が低い 3% → 10%
人間関係や仕事の内容に関わることなど、リアルな理由が多いです。
- 人間関係や仕事内容の理由はあまり辞める理由には使われず、『学業との両立』を理由として言うケースが多い
理由作成の注意点

ここではわたしが経験した中で遭遇した注意点を紹介します。
学業との両立は確かに有効だと思いますが、出勤時間の調整をダシに引き留められることがありました。
『出れる時にたま~に来てくれればいいからさぁ〇〇君!』
という余計な提案をしてくるケースです。
こういったケースには、はっきりと時間的な余裕がないことを明確に伝える必要があります。

勉強が忙しくなって、バイトをする時間が全くなくなります!!
と物理的にアルバイトを継続できない点を伝えたほうがよいと思います。
④まとめ

今回は実際に使われている『バイトを辞める理由』と、法律的な観点から辞めることができるタイミングについて記事にしました。
- 雇用期間が決まっていない限り、原則としていつでも辞めることは伝えてOK
- 辞める理由として最も多いのが『学業とアルバイトの両立』
早速知恵袋で待っている少年に向けて回答していきます。
バイトを辞めるにあたっては、「早い」報告はいいことじゃぞ
店員の再編成、新しい雇用、トレーニング等のオペレーションが事前に計画できるからのぅ
辞める時の理由はそのまま
【学業との両立】でまったく問題はなかろう
理由としてはまっとうだし、そもそも辞めることは法律上で権利として保障されておるのだ
だから辞意を伝えるときは胸を張っていいんじゃからな
間違っても「申し訳ないですが..」等と思う必要は全くないからな
あと大前提として
店長さんはアルバイトが辞めていくことに慣れておる学生を雇っている時点で日常茶飯事だし、そこで深く詰め寄られたりはしないじゃろう
もしもしつこく「空いてる時だけお願い~~(泣)」
とか言ってきたら、しっかりと時間的な余裕がないことを伝えよう
少年よ、合格の吉報を祈る
心からこの高校生の合格を祈りつつ、今日の記事は終わりにします。

次の知恵袋で会いましょう