【買う価値はある?】iRobot ルンバi7を半年使ってみて感じたメリット・デメリット

我が家で今年購入した一番高いお買い物..それは「iRobotルンバ」です。

いわゆるお掃除ロボットというものを購入してみました。

きっかけとしては

  • 子供が生まれてあまり掃除に費やす時間が減ってしまった
  • 毎日掃除機をかけるのはそもそも面倒..
  • ベッドの下を掃除機かけたい!動かすのめんどう

といったところを解決してくれることを期待して買いました。

ががが!!実際はお掃除ロボットってしっかり掃除してくれるの?とか手入れがめんどくさいんじゃない?という疑念がぬぐえませんでした。

なにせかなりの高額でしたからね。貧乏人の私からすると、せっかく買ってあまり使い物にならなかったなんてことは許されません。

結論から申し上げますと「ルンバさん神」。

ただ長い間使っていく中で、あまり良くないな。。と感じた点もありました。先にメリット、デメリットをまとめてみますね。

購入したルンバは「iRobot ルンバi7」になります。

簡単な使用感のまとめ

メリット・店頭で見るよりも部屋にあるほうがかっこいい
・望んでいたレベルに綺麗にしてくれます
・1度に全部屋を掃除できました
・外出先からでもルンバを起動できちゃう
・勝手に充電しに戻る
・気になっていたテーブルの下も通過できた!
・ちょっとした段差であれば乗り越え可能
・特定の部屋だけ掃除できるのもGood
・髪の毛がブラシにからまない!
・ゴミは簡単ぽいっと出せる
デメリット・あらかじめ床に物がないようにある程度整理が必要
・絨毯には効果が薄そう
・掃除してほしくない場所にも侵入される恐れあり
・ソファーやベッドの下に侵入できるかは事前に調べないと!
・子供が気になって触りまくる

ざっと上げてみました。ここからは1つずつ説明させていただきます。

そのうえで、ルンバの購入に向いている方、そうでないかもという方についても解説していきますよ。

あくまでもi7シリーズのルンバのレビューになりますので、ほかのシリーズの購入を検討されている方は機能の違いに注意してくださいね。

少しでもルンバを買ってよかった、買わなくてよかったと参考になる記事になっていれば幸いです♪

デザイン・機能共に◎アプリでよりスマートに

思ったより部屋に置いたときにオシャレ

お店でお掃除ロボットを見ていた時に、ルンバを見て「正直地味でなんかダサいかも。。」と少しだけ感じていました。

主な理由としてルンバは白い製品が無いからです。なんとなく明るい色がいいなぁと考えていた我が家としては、黒い製品ラインナップしかないルンバは低評価でした。

その後、店員さんの話を聞いて考えてルンバにしてみましたが、届いて家に置いてみるとかなりイイ感じでした。

お店だと地味に見えましたが、実際に配置してみるとかなり洗練されたデザインです。

見た目を気にされている方は、お家に置いた場合をイメージしてみるのがオススメです。

壁際もしっかり目に掃除してれるルンバ

実際の肝心なお掃除機能ですが、懸念していた「壁際」の掃除もしっかりやってくれます。

なんとなく丸いルンバが壁際を掃除するのは難しそうなのですが、ルンバの構成上できちゃうんですよね。

ルンバについているブラシは、本体からはみ出て回転してくれるます。なのでブラシが壁際のごみも取ってくれるというわけです。

壁際もしっかり掃除してくれます

せっかく買ったのに壁際は全然やってくれない。。というのは悲しすぎるので、ひとまずしっかり掃除はしてくれることが分かり一安心でした。

1度起動すればすべての部屋を掃除可能

ルンバは1度起動すると、充電がされていれば長時間の連続稼働ができます。

私が購入したiRoboto ルンバi7の場合では75分でした。よりベーシックなモデルでも60分稼働してくれるので安心です。

仮に途中で充電が切れてしまったとしても、自分で充電しに戻ってくれます。その後、掃除を自動的に再開してくれる優れもの。

何度もスイッチを押しなおす必要が無いのはうれしいポイントでした。

ちなみに我が家は全部屋は掃除する設定にはなっていないのですが、65㎡ほどを掃除するのに1時間ほどかかりました。

ご家族連れでお部屋の数が多い方は、もう少しかかるかもしれませんね。

外出先からでもルンバを起動できる

ルンバには、専用アプリの「iRobot」があります。

こちらをインストールし、購入したルンバと接続することでスマートフォンでルンバを操作することができます。

主にできることとしては

  • お掃除の開始
  • 掃除を中断し充電ステーションへ戻す
  • スケジューリング機能の設定
  • 掃除対象とする部屋の設定

等がありました。

基本的なルンバの起動、中断に加えて、毎日の決まった時間に掃除をするスケジュール設定も可能です。

ただ1点注意点があります。

注意点 アプリを使ってルンバを操作したい場合は自宅にWifiがあることが条件になります。Wifiが無くても特に掃除する分には十分なのですが、外出先から掃除をさせたいという方は要注意です。

掃除が終わったら自動で充電しに帰ります

どんなお掃除ロボットでももはや常識だとは思いますが、ルンバは掃除が完了後、充電ステーションに自動で戻ってくれます。

アプリを利用して起動している場合は、スマートフォンに通知もきますよ。

仮に途中でエラーになった場合もお助け通知が来るので安心です。

椅子を潜り抜けてテーブルの下も掃除してくれた!

ルンバを使う上での重要ポイント。。それはテーブル下などの「細かい場所」を掃除してくれるのかという点です。

実際に使ってみると、椅子の足の間からルンバが入り込んでテーブルの下もお掃除をかけてくれました。

テーブルの下を掃除するルンバ

さすがにルンバが通れない隙間の椅子の足幅であれば無理になってしまうのですが、一般的なダイニング椅子などであれば問題なく侵入してくれると思います。

椅子の出し入れをして掃除機をかけるのが非常に面倒だったので、これはとてもうれしいです。

ちょっとした段差であれば乗り越えていきます

我が家はリビングとフローリングの間に段差があり、そこを乗り越えられるかが気になっている点でした。

上にあげた段差程度であれば勇ましく乗り越えていきました。

畳との段差はさすがにダメでした。。人間が普通にまたぐレベルのものは厳しいですね。

特定の部屋を選択してお掃除できるのもGood

これはルンバの機種によるのですが、購入したiRobot ルンバi7は「スマートマッピング」というお部屋の形を覚えてくれる機能があります。

ルンバのスマートマッピング機能

これを使うと、マッピングして覚えたお部屋のうち、「リビングと廊下だけ掃除お願いルンバさん!」ということができるんです。

基本的には人がいないときに家全体をぐわっと掃除してしまうのですが、来客がある場合などにリビングだけ掃除したりするのに便利です。

なんだかんだ部屋全体を掃除するのは時間もかかりますしね。

髪の毛がブラシに絡まらない!最高!

個人的にルンバを買って一番よかったポイントは「髪の毛がブラシに絡まらない」という点です。

そんなのよくないかい?

という読者様も多いと思うのですが、ブラシに髪の毛が絡まるととたんに吸い込む力が弱くなったり、定期的に手で絡んだ毛を取り除く必要が出てきて厄介なのです。

ルンバを裏から見てみると、ごみを取り込むところは「ゴム製」です。

ルンバのごみ取り込みはゴム製

これが毛の絡みを防いでくれる仕組みですね。

店員さんのお話を聞く前までは、小さ目の日立が出しているminimaruも検討していました。

ただ、ルンバを除く他社製品は取り込む場所が「ゴム製」じゃなかったのです。。お掃除ロボット自体のお掃除にあまり手をかけたくなかったので、結局ルンバを買ったという経緯になります。

たまったゴミは簡単にポイっと

ルンバのごみ出しはとっても簡単です。

ボタン1つでごみがたまっているところを分離することができるので、あとはゴミ箱の上で空けて中身をポイっとするだけです。

複雑な手順が無いのでとても楽にゴミをすてることができます。

ちなみにダストボックスが水洗いもできるので、お手入れも簡単にできています。

ここまでは良いところばっかり紹介してきましたが、逆に使ってみて感じたデメリットについて次の章で書いてみます。

あまり良くなかったところ

床にいっぱいものがあるとあまり効果なし..

ルンバはお掃除ロボットですので、床を往復する形で掃除をしてくれます。

そのため障害物が多いとお掃除がしっかりできません。効果を最大限引き出すには、掃除前に事前に床の上を整理する必要がでてきます。

逆にいうと、ルンバがあることで物の整理ができることにもなるので、これはある意味メリットかもしれません。

絨毯への効果は疑問

我が家はフローリングの部屋と絨毯の部屋が混在しているのですが、フローリングに比べて絨毯の部屋の掃除は苦手そうです。

絨毯の毛にゴミが絡みついてしまっているケースも多いので、ブラシを回転させるだけのルンバでは取り切れないゴミがどうしてもでてきてしまいます。

フローリングのお部屋であればルンバを最大限に生かせると思いますよ。

掃除してほしくない場所に侵入される可能性あり!

これは我が家にルンバさんが来て初日のことです。

テンションがあがりつつスイッチを起動しました。そして10分ほど通過後、事件は起きました。

ルンバが玄関を掃除している。。

はい、靴が並んでいるところに侵入してゴリゴリやばい音を出しながら動いていたんです。

そこはやらんでいい。。と心の中で叫びました。

ルンバはどこが掃除してよくて、どこが悪いかは初回ではわかりません。そのため人間が教えてあげる必要があります。

幸いiRobotルンバには、侵入防止のための道具が用意されていますので簡単に防ぐことができます。

ルンバの侵入を防ぐヴァーチャルウォール
ルンバ公式より

アプリを使うとiRobot i7であれば指定した部屋のみを掃除可能ですので、心配事はなくなりますね。

初めての実行時は少し注意してルンバを見てあげてください。

買う前にソファーやベッドの足の高さを要チェック!

当たり前のことですが、ルンバはルンバの高さより低いところには入ることができません。

そのため、ソファーの下やベッドの下の掃除も任せたい場合は、ルンバが入り込むことができるかどうかチェックしてみてくださいね。

我が家はなんとなくいけるだろう!の勢いで買ったせいで、後でソファーの下には入れないことに気が付くチョンボをしてしまいました。

購入前には家具の計測は必須ですよ!

子供にモテモテルンバ君

我が家には1歳児が暴れているのですが、ルンバを起動すると猛スピードで追いかけてのっかります。。

のっかるとルンバは異常を検知して途中で掃除を切り上げ、私たちにアラートを投げてきます。

うちの子供だけでなく、小さな子供やペットは動くものに興味があると思いますので、そのような方がご家族にいらっしゃる場合は、外出中に掃除をしちゃうのがいいと思います。

我が家では基本的に誰もいない昼間にルンバを起動するようにしています。

ルンバの購入に向いている方・そうではない方

ここまでルンバを実際に購入してみて、良かった点・そうでなかった点を書いてきました。

こちらを踏まえてルンバの購入をオススメできるのはこんな方です。

購入に向いている方

  • お家の床をある程度整理できる方
  • フローリングがメインの方
  • 髪の毛の絡まりなどのメンテナンスに時間を費やしたくない方

逆に、荷物を床に多く置いておいたり、絨毯がメインのご自宅の方はルンバを最大限生かすことはなかなか難しいかもしれません。

ただ、ルンバの購入を期に、家の掃除・整理を始めてみるのもGoodかもしれないです。

ルンバが通れるような床を意識すれば、自然とお家がすっきりしてくるはずですよ。

気になった方はお近くの家電量販店でチェックしてみてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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