今日は、結婚生活を数年経験して気付いた「お金持ちの結婚相手との付き合い方」についてまとめます。
私自身の実話ですが、実家がお金持ちの相手と結婚して困惑したことがしばしばありました。
嫁の親は誰もが知っている大企業の所謂お偉いさんです。
かたや私の実家はちょっとボンビーな一般市民。誕生日にはプレゼントをもらったりしましたが、海外旅行は1回もありません。だいたいが近場の安い宿で1泊するのが当たり前の家庭で育ちました。
そのため、普段の生活をしている中で嫁に対して「まじで!?」と思ってしまうことが多々あります。
- 和牛しか食べられない
- マグロは中トロしか食べられない
- 旅行の宿泊先は必ず部屋食
- 嫁の実家に行くと毎回謎の絵画が増えていく..
- イベント行事はホテル(誕生日や普通の食事も)
正直何を言っているかよく分かりません。
そういった価値観を持っている嫁なので、しばしば「お金の使い方」で衝突が起きることがあるんです。
また、両親同士で食事等をしていても生活レベルが違うために、全く会話がかみ合いません。
そんな結婚生活を経験してようやく付き合い方を学習してきました。
今日は嫁との結婚生活で感じた違和感や、両親への影響実家がお金持ちのお相手との接し方についてまとめます。
目次
普段の生活で感じた違和感
嫁と結婚生活を送っていて一番ギャップを感じたのは主に下の2つです。
- 食べる食材が高い
- 記念日などのプレゼントの値段の感覚
金銭感覚の違いって、恐ろしいですよ(白目)。
食事が高級思考
まず、食事をしていて食べる食材へのこだわりが違いすぎました。
こちらはスーパーでの買い物の様子の一例です。
家ににんじんと芋が余ってるから、今夜は肉じゃがにしよっか。
いいね。お肉どうしよっかな?
豚肉か牛肉かだよねまずは。豚肉でいっか!!安いしねっ
肉じゃがは牛肉でしょ!!何考えてんの??
おっ、おう。。
おー!この牛肉赤札で安くなってる!これにしよう。
それ、国産の和牛じゃないよね?アメリカ産って書いてあるけど!?
お肉は和牛しか食べないから私!
はい!??
3倍くらい値段違うんですけど。腹に入ったら同じじゃん。。
なんか言った?
いえ、なんでもないっす。すません。。
実家で買い物をすると、外国産のお肉で、赤札値引きシールのものを買うように躾けられていたので、かなりの衝撃です。
よくよく聞いてみると、国産が安全だからとか味が美味しいとかではなく、実家でずっとそうだったと謎の理論でした。
あとは回転寿司でもびっくらこいたことがあります。
嫁が食べる寿司ネタ 中トロとサーモン
以上です。
嫁の分まで赤身を頼んだことがあったのですが、めちゃくちゃ怒られました。。
嫁いわく
赤身はマグロの味がしない
とのことです。現場からは以上です。
中トロ高いねん。。やめてくれ(涙)
ただ、嫁自身にこだわりがあるのですが、旦那の私が食べるものまでは強要や否定したりはされません。
初めのうちはただの「偏食」だと思っていたのですが、そこには強いこだわりがありました。嫁が実家で過ごしてきた「時間」と「経験」が表れているんです。
食事は各実家の生活や習慣が色濃く出やすい時間です。
違いが出るのは当然で、違いを否定せずに理解することが結婚生活では重要だと思います。
プレゼントの値段
プレゼントの概念も少し夫婦間でギャップがあります。
私の中での成人同士の誕生日プレゼントの上限はこんなもんです。
高くても上限2万円くらい。
旅行(国内)であれば2人で3万前後。
割と普通だと自分では思っていますが..どうなんでしょう?
去年の私の誕生日、旅行に連れてかれたのですがえぐい金額がかかっていることが後ほど分かりました。
ある年の嫁からのプレゼント
- 一泊1人10万の旅館
- 部屋食は食べずに近くの料亭から和食を配達してもらう
- ブランド物のアウターを別途用意
いや、嬉しいけどわたしあなたの誕生日にこんなんできへんで??
どうやっても「お金」という概念が幸せに繋がるのであれば、あんまり嫁を喜ばすことは私はできないなと思った瞬間でした。
そんな誕生日を過ごした年の嫁の誕生日、私ができたのはせいぜい1人1万円くらいの旅館の手配と、なけなしのお金で買った安いバッグでした。
私は内心ビクビクしていましたが、反応は予想外のものでした。
誕生日おめでとう!
俺にやってくれたプレゼントよりは大分グレード下がっちゃってごめんね。。
ちゃんと考えてお祝いしてくれるだけでええよ!
同じことしてもらおうなんて思ってないから。
多少は呆れられているのかもしれないですが、純粋に喜んでもらえた事実が嬉しかったことを覚えています。
相手の経済レベルと同じことはできません。
しかし、身の丈に合った計画でも、相手のことを考えていることが伝われば気持ちは伝えられるのです。
相手がお金持ちかどうかはあまり関係なく、大事なことなのかもしれないなと感じた点です。
ポイント
- 結婚生活の食事や日常生活の中での「常識」は違うことも多いですが、否定をせずに理解することが大切です。
- プレゼントにお金を掛けられなくても、相手を想う気持ちをもって準備をすればきっと喜んでくれますよ。
実家の両親への影響
結婚した当事者同士でもてんやわんやしていますが、お金持ちの嫁と結婚した影響はなぜか両親にまで影響がありました。
というより、親に気を遣わせてしまったなぁと少し申し訳なく思っています。。
主に以下の2点です。
- 両親を含む食事の際の話題が違いすぎる
- 義母両親に気を遣うように
まず感じたのは、親同士を含む食事会でのお話しです。
親同士の会話が噛み合わない
たまに我が家でお互いの両親を招待してご飯を食べたり、みんなで外食をしたりする機会が少なからずはあります。
そんな時に「旅行に最近どこいった」とか、「どこどこに遊びに行く」などの近況報告をしていると、全く親同士の会話がかみ合いません。
というより、私の両親が嫁の両親の話を理解できません。笑
両親が全く行ったことが無い海外の話や、聞いたことがある日本国内の旅館の話などをされると付いていくことができません。
両親には国内は車で色々と連れて行ってもらっていて、そこまで豪華なところに泊まった経験はありませんが、とても大切な思い出です。
ですが相手の話が少し壮大すぎるので、多少の劣等感を感じる瞬間があるようなのです。
義理両親への気遣い
会話に付いていけない点と似ているのですが、両親が義理の両親に気を遣うことが多々あります。
義理両親が家具や食材等を頻繁に援助してくれているからです。
私が家を買ったとき、ダイニングのセットやソファー等をプレゼントとして購入してくれました。
値段としてはそれぞれ10万円単位の話で、プレゼントという枠組みは超えている価格です。。
また我が家によくいくらやサーモンなどの海鮮系の食べ物をよく送ってくれています。
義理両親にとっては恐らくあまり考えてはおらず、純粋な優しさでやってくれていることです。
そんなとき、両親に義理両親に家具等をもらった話をすると、「私たちも何か買った方が良いのではないか」と心配になっていました。
もちろん親が相手方と同じようなプレゼントをすることはできませんし、私も望んではいません。ただただ感謝の気持ちしかありません。
ですが、私たち夫婦に同じように何かを与えてやれていないのではないかと気を使っているのです。
そんな時は両親に対して、日々の感謝と満たされていることを伝える必要があります。
子供はいつまでたっても両親にとっては子供です。
義理両親と比べるのではなく、いかに両親に感謝をしているのかを夫婦から伝えることで、安心させてあげて下さい。
ポイント
- 相手が裕福の場合、両親が気を使うことがあります。
- 子供の側から、安心させてあげられるような言葉をかけましょう。
お金持ちの相手との結婚生活で気を付けること
まだ数年の夫婦生活ではありますが、「裕福な相手との結婚生活」で気づいたことをまとめます。
裕福ではない自分に自信を持つ
まずは結婚相手に劣等感を抱かずに、結婚した事実があるのですから、自分自身に自信を持つことです。
結婚相手として選んだのは2人です。決められた結婚相手ではありません。
もちろん金銭的な面で、できることは相手と比べて少なくなってしまうかもしれないですが、無理をしなくても相手のことを真剣に考えて行動すればキチンと伝わります。
傍からみて大したことがないプレゼントでも相手に気持ちは伝わります。
それが「夫婦」や恋人としての絆なのではないでしょうか?
お互いの習慣を尊重する
私の場合、食事や旅行の例を挙げましたが、多かれ少なかれ日常生活や特別行事の中で「あれま!?」と思うことは沢山でてきます。
そんな時に、否定を最初からせずにまずは肯定したほうが上手くいったケースが多いです。
なぜなら、相手の言動は何十年という「相手の人生」が反映された行動だからです。
私がスーパーで値引きシールしか買わないという強い意志も大切な家族との思い出の中で生まれた習慣です。
家族になるということは、そういった物語を含めて一緒になることになります。
相互の行動を理解することは結婚して最も大事かなと思ったことの1つですね。
両親の気遣いを和らげる
裕福な相手との結婚は、意外に両親が気を使います。
相手の両親に比べて何か力になれていないんじゃないか?
義理両親が何か買ってあげたら自分たちも何かするべきなのではないか?
と考えてしまうことがありました。
そのようなときは、子供側から両親をケアする必要があります。
普段からいかに助けられているのかを、具体的な言葉で示すことが大事です。
お中元の送りあいや、全員の集まる行事を夫婦で話し合い少し削るなどをして、必要以上のイベントを作らないことも有効です。
親にはなるべく余計な心理的な負担をかけないように、気を付けてみてくださいね。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
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