今回はみんなが大好きなお金の話です。
友人と旅行に行くときに、急に予定が入ってしまいキャンセルしたことはある人はいらっしゃいますか?
今回の質問主は友人との旅行のドタキャンによって発生したキャンセル料でトラブルを抱えているようです。

女2人で旅行に行くことになっていましたが、
2日前に私が仕事で行けなくなってしまいました。
行き先もホテルも相談して決めたのに、
仕事都合で行けなくなり申し訳なく思っています・・・
往復航空券が格安チケットなのでキャンセル料は私が払うと友人には伝えました。
キャンセル料をについて友人に確認したところ、思っていた金額の倍近い金額を請求されました!!
そんなに高いとは思っていなかったのでびっくりしています。
念のため旅行会社に確認したところ、友人が言っていた金額の半分程度でした。
私に非はありますが、どのように伝えればよいでしょうか?
信頼が薄らいでいて、もう友人としてはやっていけそうにもありません・・・
これは私に非があるのでしょうか?
楽しかったはずの友人との旅行がまさかの絶縁状態に発展してしまいました。
キャンセル料は誰がどのくらい払うべきでしょうか?
まずはキャンセル料について発生条件や仕組みをおさらいしましょう。
その上で何とか少ない負担で回避できる方法をいくつか伝授していきます。
対象の読者様

・旅行のキャンセル料で友人とトラブルに合ったことがある方
・あまりキャンセル料に詳しくはない方
今日の知恵袋テーマ
友人との旅行のキャンセル料は誰が払う??
目次
①キャンセル料ってそもそも何!?

キャンセル料の定義
キャンセル料は『旅行の契約が完了している場合にのみ発生 』 する料金 のことです。
「契約完了」のタイミングって?
旅行の契約完了とされるタイミングは
『申込金』の入金を旅行会社が確認できたときが該当します。
JTBの場合だと、旅行業約款にて以下のように明記しているようです。
JTB 旅行業約款 第8条 (契約の成立時期)より引用
募集型企画旅行契約は、当社が契約の締結を承諾し、第5条第1項の申込金を受理した時に成立するものとします。
通信契約は、前項の規定にかかわらず、当社が契約の締結を承諾する旨の通知を発した時に成立するものとします。ただし、当該契約において電子承諾通知を発する場合は、当該通知が旅行者に到達した時に成立するものとします。
そのため、ただ電話で話たりとか口約束とかでは旅行契約は成立しません。
申し込みの完了日は旅行会社の定義に基づきます(多くは入金のタイミング)
キャンセル料が発生する条件と金額
旅行代金と出発までの残日によって決定します。
またまたJCBのサイトを見てみたので、参考にしてみてください。
出発日の何日前か、と同時に『旅行総額代金 』 によっても変わってきます。
契約解除日 | キャンセル料金 |
・14日目にあたる日以降~3日目 | ・旅行代金の20% |
・旅行開始日の前々日~当日 | ・旅行代金の50% |
・旅行開始後または無連絡不参加 | ・旅行代金の100% |
想定通りではあるが、日が近づくに連れてキャンセル料はあがっていくのが分かります。
このルールでは、旅行代金の総額は考慮されずに、キャンセル日程のタイミングだけの問題に見えますね。
ただし上記では、出発日から遡って14日しか書いていません。
実は30日前からキャンセル既定は発生しています。
30日前~15日の場合のキャンセル既定はこちらです。
旅行代金 | キャンセル料 |
・旅行代金が50万円以上 | ・10万円 |
・旅行代金が30万円以上50万円未満 | ・5万円 |
・旅行代金が15万円以上30万円未満 | ・3万円 |
・旅行代金が10万円以上15万円未満 | ・2万円 |
・旅行代金が10万円未満 | ・旅行代金の20% |
キャンセル料金の発生初期は、固定金額がキャンセル料
半月前までくらいなら旅行代金に応じて固定金額を払う形が多いです。
②質問主が抱える友人との問題

Yahoo知恵袋に投稿された女性のご相談をまとめてみます。
キャンセル料の相談に至る経緯
- 友人との旅行を、質問主の仕事都合でキャンセル
- 友人はキャンセル料の全支払いを質問主に要求
- 質問主は旅行会社に確認すると、友人が言う半分の料金であった
なかなか泥々になってきておりますね。。
とはいえありそうなシチュエーションではあります。
仕事で行けなくなるのは回避できようもありません。。
さて、あなたならどうしますか?
質問主から見たキャンセル料は「仕事だからしょうがない」
まずは質問主目線での事実と心情をまとめてみましょう。
- 仕事でのキャンセルは自分のせいではない
- そのためキャンセル料は友人にも払ってほしい
- そのうえ過大請求してくる友人に対して懐疑心を持っている
ここで重要なことは、旅行に行けなくなった原因は質問主ではあるのだが、その根本をたどると自分のせいではないと本心では思っています。
自分のせいだけど仕事だからしょうがないよ。。という気持ちです。
仕事でキャンセルって少し嘘っぽくは感じますけどね。
質問主の友人から見たキャンセル料は「全部あなたが払って!!」
それに対してお友達はどうでしょうか。
- 事情はどうあれ、キャンセルになったのは質問主のせい
- キャンセル料の支払いは毛頭ない
- 旅行の日程調整等、旅行にかけたコストは時間的な物も含む
- キャンセル料の支払いに応じてこない質問主を不思議に思う
やはり、ここまでまとめてみるとはっきりします。
『 お金の負担 』と、その原因を『 自分以外 』に求めている
お二人の状況を鑑みて、3通りの解決案を次で示してみます。
この知恵袋はまさに『win-winを提案できるかの』戦いなのです。
③キャンセル料負担の和解案

代わりに行けるお友達を探す
今回の問題で大きくのしかかっているのは、「結局誰が金払うんじゃ??」というただその1点のみです。
そのため、単純に
キャンセル料を払わない方法を見つけることが大事です。
単純に行けなくなった代わりの人を見つけたらそこで試合終了!
やはりこの解決策が適用できなかったのは、恐らくこの旅行が2人でいくものだったのが難しくしています。
複数人での旅行だったらまだハードルは低いですよね。
次の2つの案では、質問主がキャンセル料を払うものの、全てを払う以外の提案を促すものです。
負担の軽い条件を元に多くキャンセル料を払う
この案は、質問主が支払いをするんだけども、全てのお金を負担するわけではないものです。
キャンセル料を本来であれば『5:5』でいきたいところであるが、やはり事情はどうであれキャンセルの原因になったのは質問主であることには変わりありません。
だが少しでも友人からの譲歩を引き出したいところ。
そのため以下のようなアプローチが有効ではないでしょうか。
軽食等の誘いを理由に、少額の負担を提案
『今度お詫びにパンケーキでもご馳走するし、少しキャンセル料も多めに払うね。。(ノд-。)クスン』
とでも誘ってみてはいかがでしょうか。
少額の約束ではあるかもしれないが、友人からすると以下の2重の譲歩を引き出せたことになります。
- キャンセル料の負担を多く質問主に課すことができた
- 加えて質問主から何かしらご馳走してくれるという利権をゲッツ
友人からすると
多く支払いをするだけでは、腹のうちでは
『1円も払いたくないわ。。私全く悪くないのに。プンプン!』
と思っている可能性は存分にあります。
だがしかし、額が明確ではないがコチラに特になる提案をしてきて誠意を見せてきてはいる状況です。
人間は、2重の譲歩を拒絶するのにはエネルギーを使います。
これにより7割り程度のキャンセル料負担でも納得してくれる確率が高いです。
次の案は、もしかしたら
友人関係が壊れるやつかもしれんから、慎重にっ☆
5:5の平等になんとか持ち込む
悪魔のささやきです。
友人は本来ならばキャンセル料の100%を質問主に払ってもらえれば納得するはずが、少し『 欲』を見せてきました。
ここを鋭くついて引け目を感じさせましょう。
つまり、相手の過失を担保に形勢を逆転することを狙います。
友達への切り出し方であるが
『キャンセル料は半分ずっこにしよう。私も本当は行きたかったし。。』
『あ。そういえばこの前伝えてくれたキャンセル料、確認したら半分だったよ~!多分〇〇は聞き間違えたんだね(鬼畜スマイル)』
これを言われた友人は
自分が質問主をある種だまして自分の肥やしにしようとする目論見がバレていることを察します。
ただし!!
『〇〇(友人)は聞き間違えたんだね~』
ということにより、まだ2人の間で、友人が悪意を持って質問主を陥れようとしたことは合意されていません。
友人にすれば、形だけでも『自分の勘違い』という決着に落ち着けたいところです。
この方法は既に1つしかありません。
質問主が提案する、キャンセル料を折半する案を受け取るしかないのです。
あれ、これなかなか良い提案かもしれません。(感覚がマヒしてきました。)
今後の友人関係を考えるとまぁなかなか難しいかもしれないけど、そこまで親しくない友人とかであったら全然使えると思います。(白目)
ここまで考察してみたことを踏まえて回答します。ベストアンサー求む☆
まずは、キャンセル料を払わない道を考えるのが最善じゃないかな?
お金が絡まなければ解決しそうな気がするんだよね。
違う友達を誘ってもらうとか、家族とかいたら一番いいと思う!
もしどうしてもキャンセル料を払うんだったら、
7割り負担くらいはした方が良いと思うよ。
旅行は日程調整から色々目に見えないコストがかかっているから、
少し色をつけるのは普通かなぁ
もし、相手が完全に100%の負担を貴方に強いるのならば、
『今度〇〇でも奢るし、7割りは出すからさぁ』
とでも言ってみるといいよ
人間は複数の譲歩を拒絶するのにはなかなかエネルギーがいるんや
これでもダメだったら
『あ。そういえばこの前伝えてくれたキャンセル料、確認したら半分だったよ~!多分〇〇は聞き間違えたんだね(鬼畜スマイル)』
を使うしかないかな笑
ほぼ脅しだけど、気を使える人間ならこの提案は間違いなく飲んでくるよ☆
これからもお友達となかよくねっ!
いやぁこういう人間模様を考察できる「yahoo知恵袋」ってステキ!(病気)
今回も無駄に時間をかけて回答を考えてしまいました。
ベストアンサーは間違いないと思います。
ん??

また次の知恵袋で会いましょう。