【電気圧力鍋って便利??】半年使ってみて感じたメリットとデメリット

子供が出来て家事にかける時間が非常に少なくなってきたので、調理時間の時短目的で電気圧力鍋を購入してみました。

今日は半年使ってみてわかった、電気圧力鍋のメリットとデメリットについて説明していきたいと思います。

siroca SP-D121
siroca SP-D121

使用した電気圧力鍋はシロカ(sirocaのSP-D12)になります。15000円ほどでamazonで購入しています。

半年間、週に2~3日間は継続的に利用している状況です。

初めに、結論として良かった点と悪かった点をまとめてみます。

メリット・誰でも失敗しない
・料理中の時間が有効に使える
・洗い物が楽チン
デメリット・調理時間が意外にかかる
・フライパンで作るよりも面倒な料理もあり
・レパートリーが少ない

意外に調理時間がかかったのは盲点でしたが、全体的には購入して大満足です。

これから、それぞれの点について詳しく解説していきたいと思います。

メリット

誰でも失敗しない

まず1つ目のメリットとしては 、メニューの調理方法に従えば、料理を失敗することがないことです。

SP-D121メニューより引用

クックパッド等でフライパンを使って料理をしていると、微妙な火加減であったり煮込む時間などによって味にばらつきが出てきてしまいます。

レビューではとても評価が高いのに自分が作ると残念な結果になってしまうと、とても悲しいですよね。。

その点、電気圧力鍋は時間を設定するだけになりますので、失敗する要素がありません。

電気圧力鍋で作るメニューはそこまで具材や調味料が多岐にわたるものは少ないので、入れ忘れたり調達が面倒ということもありません。

料理中の時間が有効に使える

次に2つ目のメリットとして、調理中に鍋を放っておくことができる点がとても素晴らしいです。

普通調理といえばフライパンにしろ鍋にしろ、ふつうは「火元」を必ず注意し続けなければなりません。

また、時には他の優先するべきタスクが入ってきて(子供が泣くなど)、途中で火を止めて作業したり、火加減を状況に応じて調節する必要がある場合もあります。

それに比べて電気圧力鍋はスイッチを入れたらほったらかしです。

完成した後も鍋の中で保温されているので、調理完了後もある程度は放置しても全く問題がありません。

私は今まで子供の機嫌を伺いながら料理をすることが多かったですが、電気圧力鍋を買ってからは料理を圧力鍋に任せて、その間に他の家事や子供の面倒を見ることができるようになりました。

洗い物が楽チン

3つ目のメリットとしては、洗い物がとても楽だということです。電気圧力鍋の鍋は炊飯器の鍋とほとんど同じような作りになっています。

SP-D121の鍋

お湯をかけて少しこすれば、大抵の汚れはすぐに落ちてくれます。 炊飯器の鍋の洗い物を想像して頂ければ分かりやすいと思います。

フライパンを使うとこげや油汚れがとても洗い物の時にめんどくさい要因の一つになりますが、電気圧力鍋は洗い物にはストレスが軽減されると感じました。

今までは利用して良かった点をあげましたが、次にデメリットについて説明していきたいと思います。

デメリット

注意点・デメリット

調理時間が意外にかかる

意外ですが、電気圧力鍋は調理時間が思ったより長いです。

圧力鍋のレシピ本や、メーカーが作成しているメニューを見てみると、調理時間が10分や5分、中には30秒と言ったびっくり時短レシピがたくさんあります。

SP-D121メニューのシュウマイメニュー
SP-D121メニューより引用

これだけを見るととても早く電気圧力鍋を使えば調理が完了するように見えますが、実際には食べることができるまでには時間がかかるんです。

もう少し正確に言うと、圧力鍋が調理をする時間はとても短いのですが、調理をするまでの準備と調理が完了した後に少し待つ時間があるのです。

電気圧力鍋の調理工程は簡単に図にしてみると以下のようになります。

電気圧力鍋の調理時間 = 加圧準備 + 加圧調理+ 減圧

まず調理を開始するまでにまず鍋の圧力をあげるという工程を経て加圧調理を行います。完了した後も圧力が下がるまで蓋を取ることは原則できません。

この「圧力の上げ下げ」にそれなりの時間がかかるんです。

圧力が上がるまでは5分から10分は最低かかりました。そして調理が完了した後も、圧力が下がるまで15分ほど待つということも珍しくはありません。

あくまでもメニューにのっている調理時間は、「加圧する準備」と「完了後の減圧作業」を除いた加圧調理の時間のみで記載されているんです。

そのため、すぐに調理をしてパッと出したいという時には不向きです。

どんなにレシピ本に書いてある調理時間が短くても、30分は完成まで見積もった方がいいと思います。

ものによってはフライパンで作るよりも面倒なものも

電気圧力鍋で作成する料理は、私のような素人であればレシピ本を見ながら作成することになります。

大抵のものが具材を切って電気圧力鍋に入れてスイッチを押すだけのものが大半です。

しかし、たまに「え?この料理が電気圧力鍋で入れるだけでできちゃうの?」というものがありますが、大抵は事前にフライパンでお肉を焼いておいたり、味付けをしておいたりという下準備がある場合もあります。

SP-D121メニューのビーフシチューメニュー
SP-D121メニューより引用

メニューでビーフシチューを見つけてテンションが上がりましたが、フライパンで事前に調理工程があることを知り、颯爽と諦めたのはいい思い出です。

メニューに載っている料理はたくさんありますが、全て全てが電気圧力鍋でイメージしている「入れて終わり」というわけではないので注意が必要です。

レパートリーが少ない

こちらは個人の料理スキルや包容力に依存してしまう話になるのですが、料理があまり上手でない方であれば、基本的にはメニューに載っていないものは作ることができないと思います。

私が購入したSP-D120であれば約60ものメニューが記載されていますが、好き嫌いや手間を考えると作れるメニューは実質10個ぐらいになってしまいます。

SP-D121の表紙
SP-D121のメニュー表紙より引用

カレーや肉じゃがなどを作れればいいや、という方であれば問題ないですがより多くのメニューを電気圧力鍋で作ってみたいと考えている方は、商品ごとのメニューレシピを購入前に事前に目を通しておいた方がいいと思います。

まとめ

まとめ

これまでそれぞれ3点のメリットとデメリットを記載してきましたが、まとめとして電気圧力鍋の購入に向いている方について解説したいと思います。

  • ご飯作りのプロセスの負荷軽減を望んでいる方
  • メニュー表を元にアレンジを加え、より電気圧力鍋を有効に利用できる方

電気圧力鍋は調理中の負荷だけではなく、洗い物の手間も多少は軽減されるので料理全体の負担が軽くしてくれます。

一度スイッチを押したら基本的にはほっておくことができるので、時間を有効に使いたい方にもとてもオススメです。

購入前の注意点 買おうとしている電気圧力鍋で作成できるメニューを、Webサイト等でチェックして実際に利用される際のイメージを持ってから購入した方が良いでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

家電シリーズでルンバのレビューもしているので、よかったら見てみて下さい♪

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