2020年5月1日から LINE Pay のポイント還元方法が変わりました。
結論から先に書きます。
LINE指定のクレジットカードでクレカ決済をしないとポイント還元が受けられなくなりました。
そう…そいつが噂のVisa LINE Pay クレジットカードです。
改悪過ぎー!!
LINE Pay の残高を使って、コード決済をしたりオンラインで LINE Pay に対応しているサービスで決済をしても、もはや1ポイントも入りません。
LINE Pay関連の決済手段と、ポイント還元についてまとめた表が↓になります。
このように、ポイントを取得するにはVisa LINE Payクレジットカードが必須になってしまいました。
しかしVisaのクレジットカードを作成して、普段使いする方などにはとても魅力的なカードになっています。
そんなクレジットカードゴリ押しになったLINE Payの新しいポイント還元方式と、2つのメリットについて詳しく説明していきます。
対象の読者様
- LINE Pay を使っている方
- 新しいポイント還元制度の概要を知りたい方
- クレジットカードを作成するメリットについて知りたい方
目次
LINE Pay のポイント還元方式は「ポイントクラブ」に
LINEポイントクラブってなんぞや?
LINE Pay のポイント還元は、2020年5月1日より「LINEポイントクラブ」という仕組みになりました。
今まではマイカラーという、前月に利用した金額に応じて決められたマイカラーに応じて、還元率が決定するというものでした。
マイカラー制度(旧ポイント還元制度)
下の図が新しくなったLINEポイントクラブの還元率なります。
LINEポイントクラブ制度
LINEポイントクラブでもマイカラーと同様に、利用額に応じてランクが決定して還元率が変わる仕組みです。
ランクの詳細、利用金額等の条件については以下の記事を御覧ください。
プラチナだとなんと3%の還元!!LINE Pay すげー!普段使いで決定だな…
と思ったそこのあなた。そんな甘くはありません!
LINE Payでポイントをゲットするには、支払い方法が条件として決められているんです。
ポイント還元は「チャージ&ペイ」のみで発生
LINEポイントクラブでポイントを取得するには、チャージ&ペイ決済で支払うことが条件です。
チャージ&ペイ決済は、簡単にいうとLINEアプリ内でのクレジットカード決済です。LINE Payアプリ内での決済方法で、新しく追加されているのが確認できますね。
今までの LINE Pay は銀行口座などからチャージした「残高」を使って決済する方式でした。
チャージ&ペイ決済はLINEポイントクラブの登場によって生まれた、LINE Pay の新しい決済方式なんです。
LINE Payでクレジットカード決済が可能になりましたが、LINE Pay と紐付けるクレジットカードはなんでもいいわけではありません。
LINE が指定するクレジットカードを新規に作成する必要があります…。うげー。
それが巷で噂のVisa LINE Pay クレジットカードです。
LINEポイントクラブでの還元はVisa LINE Pay クレジットカードが必要
Visa LINE Pay クレジットカードってなんやねん
ただのクレジットカードです。月末締めの翌日26日が引き落とし日になっています。
そのためVISA 加盟店であればクレジットカードとして問題なく利用できます。限定のレッド、ブルーのオリンピックのデザインであればなかなかカッチョいいものですが、限定ではない通常のVisa LINE Payクレジットカードだと無機質なクレジットカードになります。
限定版
通常版
LINE Payとして使う場合は、Visa LINE Pay クレジットカードを LINE に登録し、お買い物をする形(チャージ&ペイ決済)になります。
VISA LINE クレジットカードを使ったLINE Pay決済が「チャージ&ペイ方式」
VISA LINE Pay クレジットカードを登録したLINEアプリでのクレジットカード決済がチャージ& ペイ方式です。
本当にネーミングセンスがやばく、チャージをしなくて良いのを売りにしているにも関わらず、名前が「チャージ&ペイ決済」となっています。
このままだと、従来の残高を使った決済方式と混同してしまいます。おそらく LINE としては、クレジットカードがポイント還元で必須になってしまうということを少しでも隠蔽しようとしたネーミングだと思います。
ちなみに、チャージ&ペイ決済を使わなくても、VISA クレジットカードとして普通に使った場合、マイランクに関係なく初年度は還元が3%になっています。これは嬉しい。
ですが、クレジットカード単体としての還元率は来年以降は不明です。初年度は高還元だとしても、来年以降は恐らく1%前後ではないでしょうか。あくまで普及のためですね。
チャージ&ペイ決済の登場により、従来の残高による LINE Pay 決済はどうなったんでしょうか?
1ポイントの還元も受けれなくなりました(白目)
チャージ済みの残高を利用した決済は還元0….
ポイントクラブが2020年5月1日から始まりましたが、それに伴って残高を使った決済はポイントが一切もらえなくなりました。
下の図を見てみましょう。
LINEアプリを使ってポイントをゲットできるのはチャージ&ペイ決済のみで残高決済は対象になってません。
もちろんカード単体での利用では、Visa LINE Payクレジットカードの利用ではポイントが付きますが、 LINE Pay カードという、プリペイドカード(デビットカード)についてはポイント還元が無くなってしまいました。
ポイント目的で LINE Pay を使っている方であれば、チャージ&ペイ決済、Visa LINE Payクレジットカードの利用が必須です。
チャージ&ペイ決済自体がVISA LINE Pay クレジットカードが必要なので、自動的にクレジットカードの作成が必須となります。
そもそも新しいクレジットカードを作ってまでLINE Pay 使い続けるメリットがあるのでしょうか?
クレカ作ってまでメリットある?
還元率が高い
チャージ&ペイ決済にて、マックスでもらえるポイント還元(プラチナ)は3%とかなりの高還元になっています。
クレジットカードとしてただ使うだけでも、初年度は3%のポイント還元になりますので、公共料金など日常的に支払いをクレジットカードを使っている方にとっては、3%戻ってくる状況は魅力的だと思います。
注意点 来年度以降、クレジットカード利用でのポイント還元率はおそらく下がると思います。その後1年間カードの利用がないと、年会費1250円が発生するので注意してください。
「選べる」特典クーポンが実用的
LINEポイントクラブの開始に伴って、特典クーポンをゲットできるようになりました。
LINEポイントクラブのランクによって還元率が変わりますが、ランクの違いは還元率だけではなくクーポンの数にも反映されます。
この特典クーポンはかなり注目です。
- ランクによって配布枚数が異なり、最大10枚取得可能
- 毎月リセットされて再び貰えるようになる
- クーポンはLINEが用意しているクーポンメニューから「選んで」利用可能
今まではLINE決済で使えるクーポンといえば、LINEからローソンやファミマのクーポンがたま~に送られてくる程度でした。
それがマイランクにもよりますが、月に最大10枚まで取得できるのはお得です。
さらに、コンビニやドラッグストア、家電量販店、飲食店で利用できるクーポンの種類が大量にあり、その中から自分が使いたいクーポンを選択して利用可能となっています。
コンビニ等で使えるクーポンは100円引きですが、家電量販店で使えるクーポンは5%引き等も用意されているため、大きな買い物をしたりするときにはGoodです!
ヤマダ電機やビッグカメラ等、大手の量販店で使えるようですね。
業種や使えるお店も多種多様ですので、自分がお得に使えるクーポンを選んでぜひ有効に使いたいところです。
まとめ
- LINE Payのポイント還元はVisa LINE Payクレジットカードの作成が必須に
- LINE Payアプリ内での決済では【最大】還元率が3%
- クレジットカード単体の利用は初年度3%の高還元
- マイランクに応じてもらえる特典クーポンがGood
自分で書いていて少し気になりましたが、チャージ&ペイ決済はクレジットカード決済なので、当たり前ですが購入日と引き落とし日が違うんですよねー….。
今までは即時、お金がウォレット残高から減算されるので、金額を意識してあまり使いすぎることはなかったのですが、クレカですと不安であります。
くれぐれもクレジットカード特有の使い過ぎには注意していきましょう!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
具体的なカードの登録方法や、マイランク制度については関連記事をご覧くださいませ。
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