こんな奥さんじゃなかったはず。。
妊娠してから急にお嫁さんが怠け者に見えてきた旦那様はいらっしゃるんじゃないでしょうか?
それは「大きな誤解」です。
私の嫁は妊娠16週を越えまして、いわゆる「安定期」に入りました。
妊娠初期の13週くらいまでつわりは酷く、家事は全て旦那の私が行い、嫁はずっとソファーで寝ているありさまでした。
長いつわり状態を経てようやく愛する妻の体調が回復や!!ちょっとは家事をするようになるのかしら。。?
と思っていたが全く変わりませんでした。笑
ここで世の旦那様に警鐘したいことがあります。
それは「奥さんを家事をサボっている等と責めてはいけない」ということです。
安定期であろうとも、妊婦さんは日々格闘していることが沢山あるのです。
見た目の症状だけでは判断はできません。
間近で見てきた経験を元に、
安定期の嫁の様子
サボっているように見えるわけ
旦那が大切にしなければいけないこと
についてまとめます。
オススメの読者様
・妊娠中の奥さまを持つ旦那様
・家事のやる気が起きない奥さま
・自分の奥さまはサボり癖が始まった?と思っているかた
目次
安定期の嫁の生活
家にいる間はほとんどソファーから動かず
安定期の16週に入った我が嫁ですが、体調面はかなり安定してきました。
つわりはほとんどおさまり、顔色も笑顔が戻ってきています。
ですが、ずーーーっっとソファーでごろごろしています。笑
よく安定期には旅行に出掛けるとか少しずつ行動的になるとか聞くのですが、予兆すらありません。
お茶やアイスを食べたいときはソファーから直接指令が届きます。
○○ー!!お茶飲みたいー!
はいよー。お茶どぞ~。
5分後
○○ー!アイスよろしくー!はやくしてー
。。。。はい、アイスです。
という暮らしっぷりが続いております。
自分のことでさえも面倒くさがりになっていて、風呂にはいるまでもかなり時間がかかります。
たまに出掛けるときの支度もかなりスローで、昼過ぎに出ようと計画していたハズが16時出発になったなんてことはザラ!
安定期といえども、体調面は大分改善されましたが妊娠前と同じ行動ができるようになるわけではないんです。
この点が旦那さんが
あれ、嫁だらけ癖ついてるんかの?
と思う行動の1つです。
ポイント
- つわり時期が終わっても、きびきび動けるようになるのではありません。
- 行動全体がマイペースに見えるようになります。
家事は全て旦那が担当
妊娠前は家事は50、50で分担してやっていました。
嫁も私もフルタイムで働いており、自然と担当制になったんです。
妊娠前の家事分担がこうです。
嫁:食事(夕飯)、洗濯
旦那:掃除、食事(朝、お昼のお弁当)
妊娠がわかってから、安定期に入った今の時点まで、分担がこうミラクルチェンジします。
妊娠後、安定期に至る現在の家事分担がこちらです。
嫁:・・・
旦那:食事全般、洗濯、掃除、その他全て
このように、あらゆる家事を旦那の私が請け負うことになりました。
安定期に入ってからも、食事をあまり食べれなかった後遺症なのか、食べ物を扱うことはまだ難しいようです。
また掃除や洗濯などの動作をするまでの「気持ちの部分」がまだ追い付いておらず、やらなきゃという意識はあるようですが、からだがその気にならないんです。
ここまで見てみると、旦那によっては
もう元気なのになんで家事しないの??
という質問が出てくると思います。
注意点 絶対に家事を無理やりさせるような言動はしないでください。
なぜなら、嫁さんは一番大事な仕事を24時間こなしているからです。
それは「赤ちゃん」を守って気を使っていることです。
安定期にはいって元気担ったように見えても、実際に妊婦さんのなかで起きている内面を理解しようとする気持ちが大事です。
そうでなければ喧嘩になってしまいますよ。
一見怠け癖に映る妊婦さん、実際はどんなことが起きているのでしょうか?
我が家の体験を元に世の旦那様に向けて発信していきますよ!
決して怠けているわけではない妊婦さん
あまり家事に積極的に見えない理由は大きく分けて3つあると思います。
- 倦怠感や体調の起伏の大きさ
- 赤ちゃんが育っているかの不安
- 旦那様への「甘え」
倦怠感や疲れと日々戦っています
安定期に入っても、継続的な「倦怠感」を感じている時間が多いです。
見た目は普通なのですが、少し気だるそうで眠そうな雰囲気を出しています。これは特に「夜に顕著」で、1日特に何をしているわけではないときも、お疲れモードになるんです。
そのため、家事や出かけるなどのことまでは気を回すことが難しいのが現状です。
また、体調面の変化が激しいことも疲れに繋がりやすいのが特徴です。
妊婦さんは継続してお腹になにか食べ物をいれておかないと気持ち悪くなってしまうことが多いです。
特に空腹やご飯を食べた直後などは安定しないことがあります。
元気な時は元気になっていますが、それでも体調の変化には波があることが日常の家事等にエネルギーが向かない1つの要因と思います。
ポイント
- 妊婦さんは安定期でも日常的に疲れを感じています。
- 体調の変化が大きく、旦那様には理解が難しい浮き沈みもありますよ。
一番大事な「赤ちゃん」を守るという仕事は大変
これは我が家の嫁だけではないと思いますが、妊娠すると優先順位が完全に「赤ちゃん」第一になります。
そして、「きちんと順調に育っているか 」 を常に気にする生活が始まるのです。
ちょっとした体調の変化で落ち込むことが多いので、旦那としても心配することが多かったです。
例えばこんな感じです。
なんか胃の周りがむかむかするんだよね。。なんだろ。。
食べすぎじゃないの?最近結構食べれるようになってきたもんね。
いや、なんか嫌な予感がるするわ!不安で寝れへん
(不安になるとどこまでもいってまうな。。。)
パートナーから見ると大げさに思えるようなことも、妊婦さんにとっては一大事件です。
このような心労はかなり大きいと思います。
生活に必要な家事や旦那の世話より、赤ちゃんが大事なのは当たり前のことですので、旦那様は奥さんの気持ちを汲みとって支えてあげて下さい。
純粋に旦那に甘えていますよー!
これは悪い意味ではなく、旦那の支えを日常的に必要としているということです。
家事をやりたくないのではなく、行うのが難しいため旦那さんの助けが絶対に必要なんです。
そんな時に支えてほしい人から
そろそろご飯は作れるよね?洗濯は回せる?
などと言われたら傷つけてしまう可能性もあります。
パートナーからすると、「自分も仕事してるし」とか「こんなに家事をやってるのに。。」とか思うケースもあるかもしれません。
ただそれは愛する奥さんがそれだけ助けを求めてくれている、ということです。
マタニティ期間は生まれてからの時間に比べれば長くはありません。妊婦さんの間は精一杯支えましょう♪
旦那様が大切にしておきたいこと3点
ここまで、我が家の嫁の日常と、「決して怠けているわけじゃないんじゃぞ!」ということを力説して参りました。
まとめとして、旦那さんに大切にしてほしい点を3つ挙げさせていただきます。
- こんなに手伝っているのに、、という気持ちはそっとしまおう!
- 奥さんの体は男には理解できない仕組みで働いています
- マタニティライフを2人で支えあいましょう
旦那の私からすると、正直に「こんなに手伝ってるのに~!」という気持ちが無いかと言われたら嘘になります。。
ただ奥さんがたとえ家庭内の仕事をすることができない状態でも、そこには理由があるのです。
そしてそれは男性側では体験したことがなく、体験することができないものがほとんどです。
純粋に奥さんに頼られていることを幸せに感じて、お二人で前向きにマタニティ生活を支えあうのがベストです!
最近料理が少しできるようになってきたかも。。と思う今日このごろです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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